Underworld

生活感とささやかな愚痴に満ちています

おやすみいのしし

曲名: おやすみいのしし
アーティスト: たま
アルバム: きゃべつ
リリース: 1992年

 

ミシンの上にいのしし眠る夜
ビールの泡はどこまでも どこまでも流れる
せっかくの柿の種 湿気ちゃったね
種ヶ島の鉄砲は こわれちゃったね
おやすみいのしし

おっきな都会のまん中の 高層ビルの下
自殺者の身体は 朝露にぬれるよ
山のふもとの 鳥居の下では
自殺者の身体中 でんでんむし這うよ
おやすみいのしし

テレビの箱に 物干し竿ささる
まっくろ焦げになった 洗濯物さげて
百科事典では マンモスあばれても
ぼくらの足跡は 石にもなれないね
おやすみいのしし

ビールの泡の流れがよどんだら
月の砂漠では身体中 痒くてたまらない
ミシンかたかた いのしし目覚めたら
おてんと様はもう 海には沈めない
おやすみいのしし