Underworld

生活感とささやかな愚痴に満ちています

らんちう

曲名: らんちう
アーティスト: たま
アルバム:

たま ナゴムコレクション

さんだる

リリース: 1997年

 

あんまりのこころさむさに うらにわをほじくりかえしていると
かなしいいろの水が湧いて あふれるばかりの水が湧いて

だぁれも知らなくなっちゃった 遠い砂漠の隊商が
行列になってくみにくるよ

月夜の公園の鉄棒で 見知らぬ子供たちがならんで
ななめけんすいしてるよ
ふくれあがった月の夜だよ ぼくたち栄養が足りないのです
半分消えかかった身体で ななめけんすいしているよ

~東京築地の割烹『駒八』のトメさんが~
~ふと調理場を見たところ~
~ 嗚呼 親方のまな板の上に ~
~ 背びれの無い魚がピチピチと跳ねておりました

~ それを捌いちまったぁ トメさん ~
~ 頭に大きな コブが出たぁ ~

夕暮れの空に金魚をおいかけ ぼくらは竹ざおみたいな脚を
土手につきさしてさまよった ぱきぱき音たててさまよった
景色がまっかっかに腫れちゃった そんなさびしい上空で

金魚の記憶がないてるよ

金魚の記憶がないてるよ