Underworld

生活感とささやかな愚痴に満ちています

百年時計

曲名: 百年時計
アーティスト: 無限マイナス
アルバム: パーフェクトワールド
リリース: 2008

 

暗い森を抜けると
開かれた夜の草原
そこだけに雪が降って
古びた時計台が立っている
百年に一度だけ
鐘の音が鳴る仕掛け
あの日の子供達が
今夜来るのをずっと待っていた

老人になった僕等
約束のこの夜に
蝶々の捕まえ方も
忘れてしまって
スープをのむスプーンも
無くしてしまった
0時丁度の鐘を
言葉なく静かに待っている

月が双つに割れる
子供達が舞い降りる
あの日の姿のままで
ゆっくりと鳴り響く

今夜一度の夢さ
開いてゆく鐘の音と
反対廻りの時計
蘇る景色の中を

今夜一夜の夢さ
僕等の一生でさえも
君のしわくちゃな手を
握りしめて踊るのさ