Underworld

生活感とささやかな愚痴に満ちています

夏の名残り

曲名: 夏の名残り
アーティスト: 無限マイナス
アルバム: 死んだはずの僕の旅行
リリース: 2006

 

セミの声で目が覚めて
あじさいが庭に咲いて
夏の夜に鳴く虫が
家の中で迷っている
小麦色の少年と重ねては思い出す手
影踏みを分かれ道で
日暮れ時にやった記憶

時雨が若葉を揺らして
どしゃ降りになればいいのに
変わらない木の陰には
成長の鉛筆跡

田舎でゆっくりしよう
今年の夏はそれもいいかな
花火のあと家に帰れば
真っ赤なスイカが並んでいる

渡り鳥が空を行けば
日増しにセミが泣きやんで
赤とんぼやヒグラシが
過ぎた季節に止まっている
過ごしやすくなってから
肌寒く感じるころに
古い友達の声が急に聞きたくなった

急に聞きたくなった