ねこになりたい

おふとんと朝の別れをするのが辛い人向けです。正論で殴らず見守ってあげてください。

諸葛融

諸葛瑾の息子、諸葛融。

兄の諸葛恪とは正反対で、天性の遊び人だったが、その性格が災いして味方だったはずの施績(朱績)に攻め込まれてしまう。

たぶん、足利義政みたいに文化史にひたすら貢献していれば多大な業績が残せたんだろうと思う。

宴会やら遊びに熱心だったから、兵士からは非常に好かれていたらしい。

上官がこんな人ばかりなら、部下も苦労しないだろう…と思う。

彼が自害した後の呉も、孫チン(子通)が政権を握ったことで更なる混乱を招いてしまうから、仮に施績に協力していても孫チンに目を付けられていた可能性は高い。

呉の末期は内部崩壊で衰退してるせいか、人間関係もドロドロしてて、だからこそ諸葛融みたいな存在は兵士にとっても好印象だったんだろうなあ。

 

【基本】

f:id:Arpino:20170528213132j:plain

 

【血縁】

f:id:Arpino:20170528213139j:plain

 

【列伝】

f:id:Arpino:20170528213146j:plain

ポスト・オフィス

f:id:Arpino:20170528194449j:image

 

あまりにもうんざりする仕事が多すぎて、とっさに図書館で予約した本、それがこのポスト・オフィスだ。

 

 おなじみのチナスキーが、郵便配達人となって、仕事の不条理さにぶち当たっていく内容(まだ30ページまでしか読んでいないが)だが、ふと著者紹介を見ると、著者と訳者が対照的すぎて思わず笑ってしまう。

 

f:id:Arpino:20170528195017j:image

 

これじゃまるでダメ人間なんだけど、本文を読むと理不尽な仕事にも最初から諦めたりしてない分、根っから不真面目な訳ではなさそう。

彼みたいなタイプ、現代社会にもいそうでいない。皆真面目なんだよな。

 

彼の著作は名前だけは知ってるものは多いが、ファクトタムだけは初見だ。ファクトタムとは”半端仕事をする人”を意味するらしいが、遠回しに自分の愚痴が書かれていないかヒヤヒヤするような内容にちがいない。

 

明日が仕事の日でよかった。チナスキーの身に降りかかる奇天烈な出来事や、理不尽な上司への対応に思わず感情移入してしまう。

 

時代は違えど、考えることは似てるんだなあーと。

 

 

劉寵

陳国の王、劉寵。

弓術に長けていたが、実戦では戦う前から敵が敬遠していたので、文字通り戦わずして勝っていた。ある意味、戦闘のプロである。

その割には、袁術に呆気なくやられている気がするが・・・。

シナリオの序盤で活躍させるなら、彼を君主に独立させてあげたいところ。

 

【基本】

f:id:Arpino:20170520151721j:plain

 

【血縁】

f:id:Arpino:20170520152706j:plain

 

【列伝】

f:id:Arpino:20170520151712j:plain

張譲

十常侍筆頭、張譲

後漢末の宦官と言えば十常侍、そして十常侍と言えば真っ先にこの人!ってくらいの悪人。

彼ら宦官が朝廷内で私腹を肥やしまくったことで、世は乱れ黄巾の乱が勃発する原因を招いてしまうのだが、なぜか霊帝には寵愛されていたらしい。

霊帝にとっては、誰でもいいから煩雑な内政を担当してくれ~ってノリだったのだろうな。

 

そんな張譲霊帝の死後に自らの立場が危うくなり、諸侯に包囲され逃走。

彼の最期は正史だと入水自殺となっているけど、蒼天航路では董卓によって惨殺されていて、えげつないと言うか歴史に呑まれた感が演出されている。

 

【基本】

f:id:Arpino:20170520145113j:plain

 

【血縁】

f:id:Arpino:20170520145109j:plain

 

【列伝】

f:id:Arpino:20170520145105j:plain

成済

魏の太子舎人、成済。

賈充の命で曹髦を斬った!と思ってたら自分が大罪人に仕立て上げられ、一族もろとも皆殺しになったある意味気の毒な人。

というか、「お前たちを養ってきたのは今日のためだ!」って台詞の時点で、すでに捨て駒フラグがビンビンに立っている気がする。普通だったら「こんな非情な人に仕えるの嫌だぁ!」って逃げ出すところだけど、誠実に任務を果たしたところが皮肉的である。

仮に気づいていても、時すでにお寿司で運命からは逃れようがなかったんだろう。せつない。

 

ちなみに兄の名前も成倅(セイサイ)である。まぎらわしい。

呼び方が同じで紛らわしいから兄弟もろとも処刑されたんじゃ…と思いたくなる。

 

【基本】

f:id:Arpino:20170520143640j:plain

 

【血縁】

f:id:Arpino:20170520143635j:plain

 

【列伝】

f:id:Arpino:20170520143625j:plain

趙嫗

ベトナムの女傑、趙嫗。

おっぱいが大きかったらしい。

巨乳を通り越して奇乳である(乳房を"背負う"ってなんだよ!とツッコミたくなる)。

三國志大戦の彼女はケモナー歓喜だが、実際乳房を背負った女傑が攻めてきたらトラウマものである。

少年を近くに侍らせたともあり、実はショタコンだった可能性もある。

 

特技は神速に4~5をつけてもいいかもしれない。突撃隊長としての活躍が期待できる。

 

【基本】

f:id:Arpino:20170514171313j:plain

 

【血縁】

f:id:Arpino:20170514171515j:plain

 

【列伝】

f:id:Arpino:20170514171422j:plain

駱俊

駱統の父、駱俊。

袁紹袁術のモーレツ兄弟喧嘩が起こった時は、富国強兵を推し進めて陳国の国防を強化。

弓術に優れた劉寵、内政の駱俊はまさに車の両輪と呼べそう。

 

国内の治安維持にも努めたというので特技は高めに設定。

袁術の脅しにも屈しなかったが、彼の決断が袁術の逆鱗に触れたことは皮肉以外の何物でもない。

 

【基本】

f:id:Arpino:20170514170607j:plain

 

【血縁】

f:id:Arpino:20170514165816j:plain

 

【列伝】

f:id:Arpino:20170514165825j:plain